Math Artギャラリー 2:多角形から創られたMathArtの解説 

Math Art

要旨:多角形から創られたMathArtに秘められた幾何学的な面白さを平易に解説します。

題名:n角華

解説:3、4、5、6、8角の正多角形を少しずつ小さくしながら螺旋に重ねて花を構成している。それぞれ異なる花の雰囲気を持っており、面白い。正三角形はブーゲンビリアを、正方形は矢車草を、正五角形はバラを、正6角形は椿を、正八角形は大手毬をイメージして色付けを行った。特に5角の花は正にバラの雰囲気である。なお、言われなければ、正5角形だけで描かれたものとは思えないかもしれない。鑑賞ポイントは、透明を使って花弁の重なりを見える様にした所であり、重なって行く所が見えて易くなっている。

題名:驚きの周辺

解説:クロマデプス(色による立体感)で作画している時にもの凄く立体感のある6角星の形が出来た。これを大好きな雪の形(コッホ曲線)と組み合わせて出来たのが、この作品である。

 

題名:十字花

解説:十字星が無限につながって行く構造を用いて構成した作品。なお、中央部分が眩しく見えるのは、「輝き効果」と呼ばれる錯視を応用したもの。

題名:クロマデプス 七華

解説:クロマデプスの偏光メガネで見ると赤橙黄緑青藍紫の順に高く、立体的に見える。また、ズレた画面にならないところが利点である。

 なお、クロマデプスの偏光メガネを掛けなくても十分に立体的に見える。特に上下の花を並行法で立体視すると顕著である。

題名:十字紫陽花

解説:十字の構成で額紫陽花をイメージした作品。

 

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