要旨:回転・螺旋から創られたMathArtに秘められた幾何学的な面白さを平易に解説します。
題名:向日葵
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解説:葉序の関数を用いて向日葵中心の種の螺旋を描いたもの。右巻き、左巻きの両方に螺旋を見つけることが出来、複雑だが美しい。3つの花の螺旋は、係数を微妙に変えており、中央部の混み具合が変化しているのが分かる。
題名:螺旋五花
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解説:桃華落つ。背景に100枚の円盤を重ねてS字の白い河が出来る様に工夫した。白き河の流れに、螺旋を描きながら桃華が落ちで行く。悟りが得られるのか?それとも欲望に溺れてしまうのだろうか!
題名:ポインセチア
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解説:クリスマスの時期に飾られるポインセチアをイメージした作品。8角星を色を変え、回転と徐々に縮小させながら重ねることで微妙なグラデーションを表現している。
題名:五角形の蕾
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解説:五角形を回転と徐々に縮小させながら重ねることで螺旋を表現した。この五角形を5つの要素とその根本にある影=陰を構成した。その外形が五角形となり、螺旋とともに繰り返し=永遠性を象徴しているようの思える。